小沢健二について

今年の2月に歌手である小沢健二が19年ぶりにシングルCDを発表したのは皆さんの記憶に新しいのではないだろうか。彼は90年代に活躍した歌手であり、98年からはほとんど音楽活動をしてこなかった事もあり最近の若い人は知らない人も多いと思われるが、私には衝撃的な出来事であった。私は現在25歳でもちろん小沢健二世代ではない。彼との出会いは高校3年の秋である。当時大学受験に向けて毎日図書館で勉強していた所、ふと気分転換にと図書館に置いてあるCDでも聴こうと手に取ったのが小沢健二の「LIFE」だったのだ。当然当時は彼の存在は知らなかった。しかしなんとなく聞いてみた所どの曲もポップでキラキラした曲たちなのだが、よーく考えると深い歌詞や凝ったメロディーばかりで私のハートに大きな穴をあけた。それから8年が経ったが今でも小沢健二が私の一番好きな歌手とし君臨している。もちろん彼は20年近く前に世間から姿を消し新作らしい新作は世に出ていないため、わたしは彼の出した5枚のアルバムと数枚のシングルCDだけを聴いてきたのだ。そんな彼がこの2017年に新曲を出すというニュースは「どんな出来だろうか?」「歌声や歌唱力は劣化していないだろうか?」という思いを跳ね除けてて手放しで喜んだのは無理もない話である。新曲の「流動体について」は往年のキャッチーなメロディラインに結婚して父親になった彼の人間的な成長を感じさせる哲学的な歌詞を乗っけて極上のポップソングであった。長い長いブランクがあっても感性やセンスは落ちてないのは難しい事である。これは音楽的な話ではなく、人間の生き方の表れなのではないだろうか。どんなに年を重ねてもその人のもつ考え方やセンスは年を取らないという姿勢を彼から学ぶ事が出来た。そんな彼のファンになったことを我ながら誇りであると感じる。

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